6月23日（金）今日の一言コメント
先週は久しぶりにこちらのページの更新をお休みしました。
何かあったのか？と不審に思われていたお客様も多かったとは思いますが、実は和歌山県立医科大学（通称医大）に木曜日から火曜日まで6日間入院していました。
といっても突発的な原因によるものではなく、首の後ろにピンポン玉程度の腫瘍ができ、良性・悪性を調べるという事になった際どうせ細胞を取るならいっそ全部摘出して！という事で、4月に予約を取っての計画的なものですので全く心配は不要です。
概ね良性で間違いないらしいです。
10階の窓際の部屋でしたので写真のように景色は最高でした。
こちらは、早朝・夜明け直後の景色。
そして下は夕暮れ時の景色です。
ベッドも電動で背中を起こせて足側もあげることが出来る快適なもので、且つ、食事の方も同室の糖尿や痛風による制限がある方々の物とは違って結構ボリュームがあって味も濃い目でしたのでちょっとしたリゾートホテルでの休息に近いような感覚で過ごすことが出来ました。
6日間ゆっくり出来ましたので好きな作家の小説を今回は6冊読むことが出来ました。
恒川光太郎さんはデビュー作『夜市』を読んで以来のファンで、以降、新作が出る度に買っていたのですが、しばらくぶりに調べてみると未だ読んでいないものが3冊出ていましたので今回の入院に合せてアマゾンで買いためていました。
真ん中の『滅びの園』は幻想的な題材の長編、残る2冊は短編集です。ただ、好きな作家さんではありますが、個人的な意見としてデビュー作もしくは初期の数冊が最高だったような気がします。
上の湊かなえさんの3冊は松たか子さん主演で映画化もされたデビュー作の『告白』、こちらもドラマ化された『花の鎖』、右の『未来』は最近の新作ですが、いずれも長編ながら細部まで物語が破綻しておらず、複線の回収に至るまで非常に良く考えられた小説です。
私は未だ湊かなえさんについては多くは読んでいませんが、3冊中に限ってはこちらもデビュー作が最高の出来栄えでしょうか。未だ読んでいない作品が10冊以上残っていますので、次に入院する機会があるまで取っておくことにします。楽しみが出来ました。
湊かなえさんは武庫川女子大学の家政学部被服学科卒業との事ですので、退院後、湊さんと同じ大学卒のうちの母親に【後輩の本、読んどき～】と3冊共に渡していますのでまた後日感想が聞けることでしょう。
前回、2014年の5ヶ月間の入院時は概ね100冊の小説と資格試験の参考書を読み漁りましたので今回は少し物足りなく感じます。
ですが、朝夕は窓から美しい景色を見ながらIpodで好きなミュージシャンの音楽を聴き、日中は好きな作家さんの本をゆっくりと満喫出来ましたので、非常に贅沢な時間を過ごせたと思います。
それでは今週末の予報です。
今週末は本当に久しぶりとなる土・日両日共に1メートルの波予報となっています。
広い範囲で風の穏やかな予報となっていますので、今週末に限っては手放しで出航をお勧めできそうです。
上は日曜日朝9時の予想天気図ですが、前線もかなり南まで下がっていますので、梅雨明けにはまだまだ早い時期ではありますが、今週末に限っては雨の心配も無さそうです。
そんな天候ですので、今週末、特に日曜日の早朝は非常に混雑が予想され、多少、いや、かなりのお時間お待たせする場合もあるかも知れません。
ご了承お願い申し上げます。
今週末も早朝からマリーナを開店しております
皆様のお越しをお待ちしておりますm(_ _)m
出航判断の参考に下記リンク先をご利用ください。
