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8月9日(金)今日の一言コメント

先々月から3週に渡ってトラックのボディの改造をしてもらい、こちらのページで紹介させて頂いて来ましたが、全ては今週の為の改造だった、と言っても過言ではありません。

今週は4日・日曜日の仕事が終わってから2時間ちょっとだけ仮眠を取って、小出氏と2人で午前0時から自社のトラックで大分まで船を引き取りに行って来ました。

土日両日ともに朝5時から開店していましたので、さすがに2時間の仮眠だけでは眠く、小出氏には宮島まで運転してもらいましたが、隣でイビキを掻きながら眠る訳にもいかず、閉じそうになる目をなんとかこじ開けながら、最初の休憩場所の宮島SAまで辛抱しました。

ここから運転を交代しましたが、やっぱり大型車は乗り心地が良いです。

片道トータルが概ね800キロありますが、シートが良いのかエアサスもしくはシートのエアダンパーが良いのか全くと言って良いほど腰が痛くなりません。

愛車をけなしたくは無いのですが、WRX STIの場合、レカロ のスポーツスターというバケットシートが純正で入っているのですが、200キロも走らずとも腰が痛くなって必然的に休憩を取らざるを得なくなります。

そんなわけで、往きは空荷ということもあり、大型トラックは最高速でも90km/hまでしか出ませんが、快調に飛ばして11時過ぎには大分空港の直ぐ近くのヤンマーマリンインターナショナルアジア株式会社に到着しました。

こちらには一昨年の正月に低いトンネルや歩道橋がないか?大型トラックが通りにくいような狭い道がないか?を調べるために訪れたのですが、全くの杞憂でして・・・

殆どと言って良い位、空港の真隣にありますので、立地的には本当に便利です。(オレンジの〇の中の飛行機が見えますでしょうか?)

今回はフォークリフトで積み込みをしてもらいました。

南海マリーナでも2008年12月まではこの写真と全く同じ方法で船を上下架していました。

当時は私もこの方法しか知らず、他に選択肢が無かった為、特に何とも思っていなかったのですが、現在の目と知識を持った上で、久しぶりにフォークリフトでの上下架を見ると、突風が吹いたりしないんだろうか?など何だかお尻がムズ痒くなるような・・・不安な気持ちになります。

同じことをしていた故の不安ではありますが、やっぱりクレーンでの上下架は特段の技術は不要、免許さえあれば誰もが一人で安全に作業出来るというのは、人手不足が叫ばれている現在においては非常に大きなメリットとなります。

こちらでは、さすがに熟練の職人さんだけあってピッタリと狙った位置に積んでくれました。

これまでは船首をトラックの後ろ側に向けての積込だったのですが、今回からは船のサイズにもよりますが、船首を前向きに積んでいます。

前向きに積んだ際にシャフトをトラックの床下に入れ、少しでも高さを抑える為の荷台後部の切込み改造です。

改造前、船首をトラックの後ろ側に向けての積込の場合は高さが4m10cmとなりましたので、今回制限外積載の許可は4m10cmで取っていました。

切込み改造後、予め、南海マリーナでEX28Cを使ってシュミレーションをしてから出発しましたが、殆どシュミレーション通り荷台に積んだ状態で一番高い所の高さが3m94cmでしたので、どこを通って帰っても高さに関して心配な場所はありません。

目論み通りでしたので、本当に嬉しい限りです。

 

船を積んだ後は、昼食のお弁当をご馳走になり、場内と工場の製造過程を見学させて頂きました。

工場内は写真撮影NGでしたので、外部のみ撮らせてもらっています。

写真左側に写っている異常に低い船は海苔取り船だそうで・・・

丸で囲ったオープンタイプのレーダーも普段は屋根より低い位置に格納され、使う時のみ上に上げるタイプ、シャフトも上げ下げ式ですので本当に平べったい船となっています。

こちらに来るまでは、完成した艇で並んでいるのは人気のEX28Cばかりか?とも思っていたのですが、来て見るとEX38やEX34も多く、また、スズキS17(ヤンマーが製造しているらしいです。)やFX24EZもズラズラーと並んでいます。

その中でも私が気になったのは・・・

Toprun24HTです。

前から見るとFX24EZとそっくりなのですが、後ろに回って見ると・・・

船外機搭載用のブラケットがあって、こちらには135馬力から250馬力迄のエンジンを積むことができるようです。

FX24EZのように個室トイレではない、とかYFR24とキャラが被っている等、文句を付けようと思えばいくらでも挙げられるのですが、生で見ると、中々に恰好良い!となってしまいました。値段は全く知らないのですが・・・

 

見学も済んで取りあえず、予約していた近くのホテル・ヴィラくにさきへ。

9割方断られると思っていたのですが、船を積んだままのトラックに乗って行っても、そのまま駐車場に預かってくれました。

小出氏とそれぞれ別々にオーシャンビューの和室を予約していましたので、夕食後はお互い干渉することなく、翌朝までぐっすりと眠ることが出来ました。

その夕食も今回はちょっと贅沢をしましたので、良い慰安旅行代わりとなりました。

そんなわけで、今回は初めての長距離ということで2人での陸送となりましたが、次回からは多分1人で行く事となります。

ただ、新艇は本当に神経を使う為それなりに疲れはしますが、知らない土地に行くのは楽しく、帰って直ぐではありますが、また行きたいな・・・と考えているのも事実です。

 

それでは、今週末の予報です。

予報の前に・・・昨日の宮崎県での地震以降、南海トラフ地震の想定震源域では大規模地震が発生する可能性がふだんと比べて高まっているようです。

そのような状況となっていますので、各地で花火大会を中止したり、海水浴場を閉鎖する動きが広がっているようです。

実際、南海マリーナのお客様の間でも今後一週間程度は出航を控えておこうか、との声も聞こえてきます。以上を考慮したところ、今回は出航はお勧めしにくい状況ではありますが、波・風予報だけはお伝えしておきます。

南海トラフが叫ばれている状況ではインパクトは弱いかもしれませんが、現在、日本の南海上には台風5号が発生しています。

この台風5号ですが、今後西向きに進路を変えるようで、現時点では12日の夜頃に東北に上陸するような予報となっています。

この台風の影響でしょうか。明日・明後日はこの時期としては珍しく、北風が少し強いようで、明日・土曜日は1メートル後1.5メートルの波予報となっています。

そんなわけで、少し涼しくなると期待しています。

今日より2℃ほど低い予想最高気温となってはいますが、それでも35℃と尋常ではない暑さは続くようです。

 

明後日・日曜日は現時点では1.5メートルの波予報です。

日曜日も若干北風が強くなる予報に変わりは無く、そのお陰か34℃と明日よりは若干は涼しくなる予報のようです。

 

今週末も、土日両日共に早朝よりマリーナを開店しておりますが、状況が状況ですので出航に関しては自己判断にてお願いいたします。

 

出航判断の参考に下記リンク先をご利用ください。

GPV気象予報

ウインディドットコム

気象庁 和歌山県の天気予報

ヤフー天気予報和歌山県北部

バイオウェザー週間気圧配置図

和歌山県付近の風情報

 

 

 

 

 

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