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8月16日(金)今日の一言コメント

先週の木曜日の夕方、宮崎県でマグニチュード7.1の地震が発生しました。

いつもなら遠い所の地震、関係ないか。とスルーしてしまう所なのですが、今回は少し勝手が違って南海トラフの地震が続いて発生する可能性があるとの事です。

翌朝、今度は神奈川県でマグニチュード5.3の地震が発生し、余計に信憑性があると感じました。

その後は1週間以内に別の巨大地震が発生する可能性が平常の100~3600倍起きやすくなるとの報道もあって、今回のお盆休みは非常に出航者数が少なく、例年の半分~3分の1程度となりました。

出航するもしないも船長の自己判断でありますので、行けとも行くなとも言いません。

ただ、かなり前に地震や津波についての講習会に行った際、講師の方が言っていた津波の時は水深100メートル以上の場所に向かえ!という言葉が妙に記憶に残っていましたので、少し調べて見ました。

東日本大震災の時に漁船などで沖出しした船は岩手・宮城・福島の3県で1100隻あったそうです。

そのうちの犠牲者の数は26人、26人の内20人が出航遅れが原因となっています。

という事は、出航遅れなどが無ければ、かなりの高い確率で船及び人命を守ることが出来ていたという事かと思います。

本業の漁師さんの船とは大きさや波に対する強さの違いはあるかとは思いますが、それでも既に沖に出ている状態で地震が来て津波が発生しているような状態であれば、マリーナに帰って来るのでは無く、逆になるべく深い所を目指して走って行き、その場所で津波警報が解除されるまでの間は待機しておく、というのが正解ではないかと思います。

今回、お盆の間に出航されたお客様の内の何人かが、出航中に地震が来たら帰って来るまで待ってて!と言いながら出航されましたが、そんなお客様には『僕は自分の身が一番大事な冷たい男やからさっさと避難するわ』と宣言しつつも、なるべく深い所を目指して沖出しを勧めています。

今回調べたところでは、地震時に沖合にいる船は水深が50メートルより深い海域に避難するのが良いとの事のようです。

何もないに越したことは無いのですが、万一の場合の知識として頭の片隅にでも置いておいて頂けましたら幸いです。

 

 

そんな経緯で今週は出航されたお客様が少なかったので、先週の陸送の時にああしておけば良かったと後悔した点の是正を少しずつ進めています。

まず、陸送の直前に船の前部分を受けるために作った台ですが、鋼材に硬質ウレタンフォームをボンドとボルトで留めていたのですが、オレンジの〇部分のようにウレタンフォームが凹み過ぎて鋼材に当たりそうになっています。

 

マリーナに帰って来て船を降ろしてから確認して見ると・・・

ウレタンに亀裂が入っており、後少し振動や急ブレーキなど船が揺れるような事態があればちぎれてしまっていた可能性も考えられます。

そこで、万一ウレタンがちぎれても船に傷が入らないように今回は鋼材とウレタンの間にコンパネを挟んで作り直します。

これで次回からはもう少し安心して運転に集中できそうです。ただ、今回は気付いた事が多々あって改造しないといけない箇所がまだまだありますので、来週以降徐々にこなして行きます。

定休日明けの14日・水曜日も通常なら結構忙しいはずの日でしたので、スタッフ全員が出勤のカレンダーとなっていましたが、予想より少な目の出航数のようでしたので、以前からチルトモーターは動くが船外機が降りないという事で、西浜のボートパークに浸けっぱなしのボートを修理の為に曳航しに行って来ました。

列と列の間の航路があまり広くないボートパークですので髙尾氏と一緒に行って、係船ロープを外して後、舵効きが少しでも良いように船首同士を繋いでバックで取りあえず広い場所まで船を出してから、前向きに曳航します。

船外機をチルトアップしたままの船は真っ直ぐに引っ張っても落ち着きが無く右に左にフラフラするため、特に狭い場所を通行する際には非常に神経を使います。

チルト不動の原因はシリンダーのシャフトの錆付固着だったようで、マリーナに持ち帰って上架して後、フォークリフトで強制的に下に力を加えてやると動くようになりました。

バッテリー充電後、燃料を汲んでしばらくセルを回して見ると・・・調子良く始動したので、試運転。

2年程動いていなかった船をいきなり全開というのも怖いので、少し回転を抑えつつも5000回転・20ノット以上出ましたので充分かと思います。

 

 

話変わって、個人的な趣味の音楽活動ですが、今月は陸送等もあって新曲のコピーが中々進みません。ただ、8月20日のスタジオまでに過去一番と言って良い位の難曲のコピーをしていかなければならず、今回に限っては結構苦しんでいます。

15歳でドラムを始めて以降40数年、実はドラム以外の楽器に殆ど触れた事が無かったのですが、先月あたりにふと考えてみると、ドラムという楽器はギターやベース、ボーカル等が居て初めて演奏が成り立つ楽器であって単独ではあまり活動の場所が無いという事に気付いてしまいました。

今後更に年を取って一緒に演奏してくれるメンバーが少なくなって来た場合、たとえ一人でも音楽を演奏できる環境を作っておかなければいけない、という事で新しい楽器を始めてみました。

三線です。

5月に沖縄に旅行に行った際に少し触らせてもらって興味を持っていたのですが、実際に触って見ると小ぶりで何とも愛おしい楽器です。

1時間も掛からずドレミファソラシドとチューリップの歌までは弾けるようになりましたが、そこから先はやっぱり難しいです。

慌てずゆっくりと覚えて行きます。

今回の三線、ヤフオクで購入させて頂いたのですが、沖縄県の名の通った三線製作者の作品のようです。

バラシて中の塗装していない部分の木を見てみたのですが、銘は入っていません。木を見る限りでは紫檀ではないかと思うのですが、紀ノ川木材倉庫という会社名が泣く位、木材の目利きが出来ませんので定かではありません。

ただ、とても良い音がしますので、非常に気に入っています。

また、ケースにもなかなかにシュールな絵が描かれていまして・・・

譲って頂いた方の友人のプロのアーチストさんが描かれた物らしいですが、こちらも気に入っています。

実はいつか弾いてみたい曲がありまして・・・・

頑張ってみます。

 

それでは、今週末の予報です。

明日・土曜日は1メートルの波予報となっています。

明日は午前中の早めの時間帯は若干北風が残るような予報となっていますが午後以降は風も穏やかな良い天気の予報となっています。

 

明後日・日曜日も現時点では1メートルの波予報です。

日曜日は明日より更に広い範囲で風が穏やかな予報となっていますので、出航には全く問題ないかと思われます。

但し今週末は先週よりも更に気温が高いようで・・・土日両日共に36℃の最高気温となっています。帽子、飲み物、空調服等の熱中症の予防は充分に準備した上でお越しください。

 

今週末も、土日両日共に早朝よりマリーナを開店しております。

皆様のお越しをお待ちしております。

 

 

出航判断の参考に下記リンク先をご利用ください。

GPV気象予報

ウインディドットコム

気象庁 和歌山県の天気予報

ヤフー天気予報和歌山県北部

バイオウェザー週間気圧配置図

和歌山県付近の風情報

 

 

 

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