9月6日(金)今日の一言コメント
今週は先週の台風対策の解除及び避難の為に上架されていたお客様の船の下架等で忙しく、特に何かをしたわけでは無いのに本当にバタバタと忙しい一週間でした。
また、今年は水温が高い為、例年よりフジツボが付きやすいのか、1年が経過する前に船底作業に来られるお客様が多いように感じます。
そんな状況ですので、平日は高圧洗浄掛けや重曹ブラストなどやることが盛り沢山でなかなか自分がやりたい仕事である鉄工作業に掛かる事が出来ません。
では何の鉄工作業をしたいのか!と言えば・・・トラックに付いているクレーンで船を吊り上げる際の吊り枠の作り直しをしたいのです。
実は今使用している吊り枠ですが、約2年前の2022年の10月に自分で作った物です。
これを作った時はそれこそ10人以上の業者様の吊り枠を見せてもらい、事細かく採寸して良い所取りをして作ったはずでした。
完成時点ではこれこそがベストオブベスト、キングオブ・ザ・ツリワクだと思っていたのですが、いざ自分で使って見るといくつかの不満点が見えて来ました。
まず1つ目は重い事。鋼材の重量表でざっと計算しても50kg程度はありそうです。
これを作る際に、どんな船を吊っても曲がらないよう、頑丈にするために50×50×t2.3の角パイプの中に下写真のようにガス管SGP20aを仕込んでいます。
この状態で溶接して組み上げていますので、持ちにくい形状ということもあり、人が一人で持ち上げるのは不可能な枠となってしまいました。
2つ目の不満点は、地面にベタ置きしても高さが高い事です。
50mm角のパイプの上に吊り環、下にはフックを掛ける為の50mmずつの鉄板に穴を開けたものを溶接していますので、上向きに置いても下向きに置いても高さは100mm以下にはなりません。
という事は、船を車に載せた際のキールの部分に敷いている90×90mmの角材より高くなってしまいますので、このままでは船の下には収納する事が出来ないという事になります。
前回の大分へ行った際には船の下には敷けませんでしたので、物入れの蓋部分にラッシングベルトで固定して帰って来ました。
船の一番高い所を少しでも低く抑える為に極限までの努力をして切れ込みを入れたりしているにも拘わらず、吊り枠を船の下に収納する為に敷物の木を105mmもしくは120mm角の角材に変えるというのは、馬鹿らしい話です。
そんなわけで、不満点が多々見えてきましたので、新しい物に作り替える為に雨の日や早朝の暇な時間帯に図を描いています。
いくつも描いて、作る前に不具合箇所は訂正して、またトラックの荷台を測りに行って・・・
こういう事をしている時に一番幸せを感じます。
以前は船台の設計・製作が楽しく、作り過ぎた船台を置く場所すら無くなってしまった今はトラックで自分が出来る範囲の架装をするのが楽しいです。
基本的には鉄工が好きなんだと思います。
取り合えず鋼材を切る所まで進みましたので、来週は暇があれば組んで行きます。
話は変わります。
昨日、池の水を抜くテレビが和歌山城に来ているといっているお客様がおられましたので、仕事帰りに和歌山城に寄って見ました。
夜なので少し判りにくくはありますが、確かに御堀は今まで見た事も無いような状態になっています。
こちらは本日嫁が銀行に行ったついでに撮って来たものですが、5月の大潮干潮時の土入川に近い位の状態と言って良い位、結構ヘドロが溜まっているようです。
テレビの放送は9月22日の午後6時半からとなっています。
毎日通っている場所についての放送ですので、非常に楽しみにしています。
最後に、台風が近づいて来ていた9月2日の夕方ですが、あまりに綺麗な虹が出ていましたので、思わず撮った1枚です。
ここまで端から端までクッキリとした虹を見るのは初めてかもしれません。
なお、虹の外側は暗いのに内側は明るく見えています。これにはキチンとした理由があるようですが、生粋の文系ですのでネットでの説明を読んでみてもスンナリと理解できませんでした。
誰かわかりやすく噛み砕いて説明して頂ければ嬉しいです。
それでは今週末の予報です。
今週末は明日・土曜日、明後日・日曜日共に1メートルの波予報となっています。
広い範囲で風は穏やかなようで、ここしばらくは無かった位の良い天気が続きそうですので、今週末に関してはどこへ向かうにしても問題なく出航はお勧めできます。
但し最高気温の方は、相変わらず高めではあります。
それでも明日は34℃、明後日は33℃と1ヶ月前に比べると若干ではありますが低くなってきています。
今週末も、土日両日共に早朝よりマリーナを開店しております。
皆様のお越しをお待ちしております。
出航判断の参考に下記リンク先をご利用ください。