5月21日(金)今日の一言コメント
今週はこちらの記事用に良いネタを考えていたのですが、撮った写真と見せたい物を家に忘れて来てしまったので、また後日の事とします。といって何も書かないのは味気ないので、今週はまたこだわりの仕事道具について書かせていただきます。
南海マリーナだけかも知れませんが、昔からマリーナ用品として当たり前のように置いているものの一つにDENGEN(デンゲン)というメーカーの大型充電器があります。
私が南海マリーナに入社した時点で既に年季が入ったものが2台ありましたので、その2台はかれこれ25年以上は使用しているでしょうか?雨に曝されても、海水のかかるような場所で充電させられても未だに壊れない素晴らしくタフな充電器です。
こちらのモデルHR-MAX70DのメーカーHPを見てみると『皆様の信頼と期待に応えて30年の実績が《ロングベストセラー》で実証済み』とあります。
何故30年もほぼモデルチェンジしていないこの充電器が未だにロングベストセラーなのか?
大型の船舶、特に130以上の大きなバッテリーを積んだ船が早朝からバッテリー上がりで出航出来ないということが多々あるのですが、こちらの充電器だと12vで70Aまで上げる事が出来る為、ほぼ空っぽの状態でも10分~20分程度で多くの船が始動出来るようになります。
他のメーカーの充電器には中々そこまで強いものが無く、南海マリーナにもACデルコの物や、電菱の物など合計7~8台の充電器がありますが、ジャンプスタートの用途に関してはHR-MAX70Dの右に出るものがありません。
実はDENGEN社にはHR-MAX100というもう一つ上のモデルがあり、こちらは100Aまで上げる事が出来るのですが、電源入力が200vであること、また、本体重量が48kgもある事から使い勝手が悪く、能力は認めるのですがどうしても敬遠してしまいます。
今回、万一の時に備えて和歌山マリーナ用に1台必要となり、追加で買ってみました。
但し、このままの状態では車用には問題ないのですが、船用に使うためには一つ改造が必要で、2.2メートルしかない純正のプラスマイナスの充電コードを取外し、6メートルの物に取り換えています。
下に転がっているのが純正の2.2メートルの物ですが、こちらでは船台の上に乗った船のバッテリーの位置までワニ口クリップを届かせるためには充電器本体ごと船のデッキの上まで上げなければならず、本体重量32kgを持ち上げるのはかなりの重労働となります。
そこで、船の下から充電出来るように南海マリーナにあるものは全て充電コードを長いものに取り換え、ついでに熱を持ちにくくするためにコードの太さを純正の14sqから22sqへと1つ太いものに取り換えて使っています。
ちょっとした工夫ではありますが、改造することで格段に使い勝手は良くなります。
今週も熱く語りましたが、こういう古くからあり長く使われている道具には魅力的なものが多々ありますので、またいつか思い付いたら紹介させて頂きます。
それでは、今週末の予報です。
明日・土曜日は現時点では1.5メートル後1メートルの波予報となっています。
早朝から午前中にかけては西風が少し強めに吹く予報となっていますが、お昼以降は風の穏やかな良い天気になるような予報となっています。
明後日・日曜日は現時点では1メートルの波予報となっています。
日曜日は週末としては久々の風の穏やかな良い天気が期待できるかと思われます。
ただ、今日も含めて今週平日はかなり強い雨風となった日が多くありましたので、出航を予定されておられるお客様はゴミ(浮遊物)に気を付けて出航して頂けましたら幸いです。
それでは今週末も土日両日共に早朝よりマリーナを開店しております。
皆様のお越しをお待ちしておりますm(_ _)m
出航判断の参考に下記リンク先をご利用ください。